この火事で、亡くなった作業員の遺族が取材に応じ、今回の判決について「ここからが2人の罪に対する償いだと思っているので、これで終わりではない。5人の命を失ったその重さを一生償ってほしい」と話していました。
そのうえで「日本の建設業界が、人の命の重みや働く人たちの環境づくりにもっと責任を持ってほしい。この業界にかかわらず、人の命をなくしてしまう過失が起きるのは、よっぽどのことだと思う。事故の起きない環境づくりを目指して改善していってほしい」と話していました。
多摩ルーレット 掛け声5人死亡ビル火災 下請け業者 責任者らに有罪判決 地裁支部
事件
3年前、東京 多摩市の建設中のビルで作業員5人が死亡した火事で、業務上過失致死傷などの罪に問われた下請け業者の責任者ら2人に対し、東京地方裁判所立川支部は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
ミステリーランチ メンズ バックパック・リュックサック バッグ Scree 32L Backpack CopperPHILIPPE MODEL Handbags メンズっていた下請け業者の安全衛生責任者だった眞砂清一被告（52）と別の下請け業者の代表取締役、松下弘被告（54）が火災防止の注意義務を怠り、漫然と作業したことが火事につながったとして業務上過失致死傷などの罪に問われました。
16日の判決で、東京地方裁判所立川支部の矢数昌雄裁判長は「現場には引火性の高い断熱材が吹きつけられ、大規模な火災を発生させる危険性が高いことを2人とも認識していたにもかかわらず、防火対策を指示したり、確認したりしなかったことはあまりにもずさんで、安全管理に対する態度の甘さが見て取れる」と指摘しました。
そのうえで「5人が死亡するなどした結果は取り返しのつかない重大なものだ」などとして、2人に懲役3年、執行猶予5年、そして松下被告の会社に罰金20万円を言い渡しました。
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